村上量弘(読み)むらかみ かずひろ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「村上量弘」の解説

村上量弘 むらかみ-かずひろ

1819-1850 江戸時代後期の儒者
文政2年生まれ。筑後(ちくご)(福岡県)久留米(くるめ)藩士昌平黌(しょうへいこう)にまなび,水戸会沢正志斎入門。藩主有馬頼永の藩政改革をたすけ,のち参政となった。嘉永(かえい)3年6月14日藩政上の対立からか,おなじく参政の馬淵直道をおそって刺殺された。32歳。字(あざな)は士精。通称は守太郎。著作に「水戸見聞録」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android