村山由佳(読み)ムラヤマユカ

デジタル大辞泉 「村山由佳」の意味・読み・例文・類語

むらやま‐ゆか【村山由佳】

[1964~ ]小説家・童話作家東京の生まれ。童話作家として執筆活動を開始恋愛小説を発表し若い女性支持を得て、人気作家となった。「星々の舟」で直木賞受賞。他に「天使の卵(エンジェルス・エッグ)」「きみのためにできること」「おいしいコーヒーのいれ方」シリーズなど。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「村山由佳」の解説

村山由佳 むらやま-ゆか

1964- 平成時代の小説家,童話作家。
昭和39年7月10日生まれ。OL,有線放送アナウンサーなどをへて作家となる。平成3年「いのちのうた」で環境童話コンクール大賞。15年それぞれに悩みをもった家族の愛をえがいた連作集「星々の舟」で直木賞。21年「ダブル・ファンタジー」で中央公論文芸賞,柴田錬三郎賞,島清恋愛文学賞。東京出身。立大卒。著作はほかに「すべての雲は銀の…」「天子の卵(エンジェルス・エッグ)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android