村岡桃佳(読み)むらおか ももか

知恵蔵 「村岡桃佳」の解説

村岡桃佳

アルペンスキー(座位)選手。1997年3月3日、埼玉県生まれ。4歳の時に横断性脊髄炎発症、車いす生活となる。小学生の時にチェアスキーを体験し、中学生から本格的に競技に取り組む。正智深谷高等学校在学中の2014年、ソチパラリンピックに出場し、女子大回転で5位入賞成績を残す。15年、早稲田大学のトップアスリート入試で障がい者アスリートとして初の合格者となり、入学。15-16年シーズンには女子大回転でIPC(国際パラリンピック委員会)アルペンスキーワールドカップの種目別総合優勝を果たす。18年の平昌パラリンピックでは女子滑降で銀メダルを、女子スーパー大回転では銅メダルを獲得した。

(2018-3-13)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

知恵蔵mini 「村岡桃佳」の解説

村岡桃佳

日本のアルペンスキー選手。1997年3月3日、埼玉県深谷市生まれ。4歳で横断性脊髄炎のため車椅子生活となり、小学2年生の時にチェアスキーの体験会に参加。中学入学後、本格的に競技スキーを始めた。2014年に出場したソチ冬季パラリンピックでは大回転で5位入賞。IPC(国際パラリンピック委員会)主催の世界選手権とワールドカップでは18年までに4種目で2位に入賞。早稲田大学スポーツ科学部に在学中に臨んだ18年の平昌(ピョンチャン)冬季パラリンピックでは、一つの大会で日本人最多となる5個のメダルを獲得した。

(2018-3-21)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android