村田精一(読み)むらた せいいち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「村田精一」の解説

村田精一 むらた-せいいち

1843-1866 幕末武士
天保(てんぽう)14年7月10日生まれ。近江(おうみ)(滋賀県)膳所(ぜぜ)藩士尊攘(そんじょう)をとなえ脱藩,元田宗武と改名して長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩の藩校明倫館の教官となった。第2次幕長戦争に際し大島口をまもり,退却に反対して慶応2年6月2日自刃(じじん)。24歳。名は豊綏。号は蠖堂(かくどう)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android