束鮒(読み)ツカフナ

デジタル大辞泉 「束鮒」の意味・読み・例文・類語

つか‐ふな【×鮒】

一束ひとつかほどの大きさのフナ
沖辺おきへ行き辺に行き今やいもがため我がすなどれる藻伏もふし―」〈・六二五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「束鮒」の意味・読み・例文・類語

つか‐ふな【束鮒】

〘名〙 一束ぐらいの大きさの鮒。一握りほどの大きさの鮒。
万葉(8C後)四・六二五「沖辺行き辺に行き今や妹がため吾が漁(すなど)れる藻臥し束鮒(つかふな)

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