東久留米(読み)ヒガシクルメ

デジタル大辞泉 「東久留米」の意味・読み・例文・類語

ひがしくるめ【東久留米】

東京都中北部の市。武蔵野台地にあり、黒目くろめ川(久留目川)が流れる。住宅地。人口11.7万(2010)。

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精選版 日本国語大辞典 「東久留米」の意味・読み・例文・類語

ひがしくるめ【東久留米】

東京都北部の地名。武蔵野台地の中央に位置し、北部を玉川上水分水野火止用水が流れる。住宅地として発展。昭和四五年(一九七〇市制

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改訂新版 世界大百科事典 「東久留米」の意味・わかりやすい解説

東久留米[市] (ひがしくるめ)

東京都中北部の市。1970年市制。人口11万6546(2010)。武蔵野台地のほぼ中央に位置し,中央部を東流する黒目川,落合川の流域湧水にも恵まれて縄文時代の遺跡が数多く分布している。江戸時代初期,玉川上水から野火止(のびどめ)用水が分水されてから開墾が進み,享保年間(1716-36)に多くの新田が開かれた。以来,畑作中心の農村として大麦小麦ダイコンサトイモなどがつくられ,養蚕も行われた。1915年に池袋~飯能間に開通した武蔵野鉄道(現,西武池袋線)に東久留米駅が開設され,さらに自由学園や中島飛行機工場の進出などにより第2次大戦後の宅地開発の基盤が形成された。昭和30年代中ごろから東久留米,滝山などの大団地が相次いで建設され,近郊住宅都市として発展している。
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