世界大百科事典(旧版)内の東京図書雑誌純小売業組合の言及
【書店】より
…東京でも出版量の増加と新規出版社の出現によって,出版と小売の分業化がおこなわれた。しかし,明治から昭和前期までは,小売書店は出版社の下位におかれ,小売書店が出版業界の同業組合に加入を認められるのは1907年であり,小売書店中心の同業組合,東京図書雑誌純小売業組合が結成されるのは1920年のことである。 現在,書店は全国に2万数千店配置されており,かつては出版物総売上額の90%以上を占有していたが,1960年前後の出版社系週刊誌誕生以後,鉄道弘済会ルートや新たに発生したスタンドルート,コンビニエンス・ストアなどにより雑誌流通の書店シェアは低下した。…
※「東京図書雑誌純小売業組合」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」