東京都庭園美術館(読み)トウキョウトテイエンビジュツカン

デジタル大辞泉 「東京都庭園美術館」の意味・読み・例文・類語

とうきょうと‐ていえんびじゅつかん〔トウキヤウトテイヱンビジユツクワン〕【東京都庭園美術館】

東京都港区白金台にある都立美術館。昭和8年(1933)に建てられた旧朝香宮邸を、昭和58年(1983)に美術館として公開した。庭園美術館

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百科事典マイペディア 「東京都庭園美術館」の意味・わかりやすい解説

東京都庭園美術館【とうきょうとていえんびじゅつかん】

東京都港区にある美術館。1933年に建設された旧朝香宮邸を転用して1983年開館建物日本唯一現存する本格的なアール・デコ建築で,室内装飾もA.ラパン,R.ラリックらによるもの。上記作家やA.M.カッサンドルをはじめとする装飾芸術企画展を多く開催している。

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日本の美術館・博物館INDEX 「東京都庭園美術館」の解説

とうきょうとていえんびじゅつかん 【東京都庭園美術館】

東京都港区にある美術館。昭和58年(1983)創立。旧朝香宮邸を一般に公開。建物はアールデコ様式を採用し、内装にはルネ・ラリックによるガラスレリーフやシャンデリアなど、貴重な美術工芸品が使用されている。絵画彫刻などの企画展を開催する。平成23年(2011)よりリニューアルのため休館。同26年(2014)再開館予定。
URLhttp://www.teien-art-museum.ne.jp/
住所:〒108-0071 東京都港区白金台5-21-9
電話:03-3443-0201

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「東京都庭園美術館」の意味・わかりやすい解説

東京都庭園美術館
とうきょうとていえんびじゅつかん

1983年 10月,港区白金台の旧朝香宮邸 (1933完成) とその庭園を利用して開館。宮内省内匠寮工務課の権藤要吉設計のアール・デコ様式を取入れた建物自体が文化財としての価値をもつ。正面玄関のガラス・レリーフと室内のシャンデリアは R.ラリックの作。壁面レリーフは J.ブランシュ,室内装飾は H.ラパンのデザインである。財団法人東京都文化振興会の運営で常時企画展が行われている。

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デジタル大辞泉プラス 「東京都庭園美術館」の解説

東京都庭園美術館

東京都港区にある都立美術館。1983年開館。1933年に建てられた旧皇族、朝香宮鳩彦王の邸宅で、本館、茶室、倉庫などは「旧朝香宮邸」として国の重要文化財に指定されている。

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