東光(読み)とうこう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「東光」の意味・わかりやすい解説

東光
とうこう

電子部品メーカー。 1955年前田久雄により東京ラジオコイル研究所として設立。 60年埼玉工場第一工場を建設。 64年現社名変更した。可変コイルの一種中間周波成器 IFTにより発展。コイル製品のほか,スイッチ,ポリバリコンといった機構部品類,セラミックフィルタ,半導体などを製造,販売する。海外生産比率は7割に達する。売上構成比は,コイル 62%,複合デバイス 36%,機構部品2%。年間売上高 570億 4900万円 (連結。うち輸出 25%) ,資本金 164億 4600万円,従業員数 1234名 (1999) 。

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「東光」の解説

とうこう【東光】

山形日本酒。酒名は、所在地の旧称東町」から「東」をとり、朝日のように光り輝けという願いを込めて「光」を合わせて命名。「袋吊り壜囲い」は精米歩合35%で仕込み、袋吊りで搾った大吟醸酒。ほかに純米吟醸酒、吟醸酒、純米酒、本醸造酒、普通酒などがある。平成1、2、17、20~26年度全国新酒鑑評会で金賞受賞。原料米は山田錦はえぬき、はなの舞など。仕込み水は吾妻山系の伏流水蔵元の「小嶋総本店」は慶長2年(1597)創業。江戸時代は米沢藩主上杉家の御用酒屋でもあった。所在地は米沢市本町。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「東光」の解説

東光

正式社名「東光株式会社」。英文社名「TOKO, INC.」。電気機器製造業。昭和30年(1955)「株式会社東光ラジオコイル研究所」設立。同39年(1964)現在の社名に変更。本社は埼玉県鶴ヶ島市大字五味ヶ谷。村田製作所子会社の電子部品メーカー。デジタルAV機器や通信機器などに使用されるコイルの大手東京証券取引所第1部上場。証券コード6801。

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デジタル大辞泉プラス 「東光」の解説

東光(とうこう)

山形県、株式会社小嶋総本店の製造する日本酒。全国新酒鑑評会で金賞の受賞歴がある。

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