百歩(読み)ひゃくぶ

精選版 日本国語大辞典 「百歩」の意味・読み・例文・類語

ひゃく‐ぶ【百歩】

源氏(1001‐14頃)絵合「くぬえかう、又なきさまに百ふのほかをおほく過ぎにほふまで心ことにととのへさせ給へり」

ひゃっ‐ぽ ヒャク‥【百歩】

〘名〙 一歩の一〇〇倍。歩数にして一〇〇回あるくこと。また、その距離。ひゃくぶ。はくほ。
海道記(1223頃)序「百歩の柳百たび中る」 〔荘子‐養生主〕

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デジタル大辞泉 「百歩」の意味・読み・例文・類語

ひゃっ‐ぽ〔ヒヤク‐〕【百歩】

1歩の100倍。100回足を動かして歩くこと。ひゃくほ。

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