東洋建設(読み)とうようけんせつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「東洋建設」の意味・わかりやすい解説

東洋建設
とうようけんせつ

建設会社。三和グループ系。 1929年,南満州鉄道と山下汽船との共同出資により,阪神間に工業港・用地造成の目的で阪神築港として創立。第2次世界大戦後,一時制限会社となるが,やがて解除。 64年現社名に改称する。おもに港湾土木から陸上土木・建築を行うが,開発事業にも力を入れている。売上構成比は,陸上土木 28%,建築 35%,海上土木 34%,不動産3%。年間売上高 2350億 9600万円 (連結。うち海外事業1%) ,資本金 202億 800万円,従業員数 2320名 (1999) 。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「東洋建設」の解説

東洋建設

正式社名「東洋建設株式会社」。英文社名「TOYO CONSTRUCTION CO., LTD.」。建設業。昭和4年(1929)「阪神築港株式会社」設立。同39年(1964)現在の社名に変更。本社は東京都江東区青海。土木・建築会社。海洋土木の大手。陸上土木・建築事業も展開前田建設工業資本提携東京証券取引所第1部上場。証券コード1890。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

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