東海道五拾三次(読み)とうかいどうごじゅうさんつぎ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「東海道五拾三次」の意味・わかりやすい解説

東海道五拾三次
とうかいどうごじゅうさんつぎ

浮世絵風景版画の主要な主題一つ歌川広重優作が多いが,特にすぐれているのは天保4 (1833) 年頃,保永堂,仙鶴堂の共同出版による『東海道五拾三次』 55枚である。八朔の御馬献進に従って上洛した実体験もとに,日本の自然と風俗を抒情的にとらえ尽した傑作

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android