東福寺三門(読み)とうふくじさんもん

世界大百科事典(旧版)内の東福寺三門の言及

【山門(三門)】より

…上層の組物は禅宗様(唐様)の三手先(みてさき)詰組物などを用い,軒は扇垂木とする。大徳寺三門(1589)などが代表作であるが,現存遺構中最古とされる東福寺三門(1410ころ)は,大仏様(天竺様)の影響をみせる。なお建築とは別に,天台宗の比叡山延暦寺をさしてとくに〈山門〉と呼び,これより出て別派をなした園城寺(三井寺)を〈寺門〉と呼んで,両者を対比区別した呼称がある。…

※「東福寺三門」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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