世界大百科事典(旧版)内の東讃地区の言及
【香川[県]】より
…さらに多度津町,詫間町,志度町などの埋立地へも工場進出が続き,高度成長末期に香川県も急速に近代工業化が進んだ。 従来からの地場産業のうち,白鳥町を中心とした東讃地区の手袋工業は,スポーツ用も含めて年産614億円(1993)で,全国の約90%を占めている。これは明治中ごろに先覚者両児舜礼(ふたごしゆんれい)の力により農村余剰労働力を活用して,成功したものであるが,最近アジアの発展途上国の追上げで苦境にあり,逆に台湾や中国などへ工場を進出しているものが多い。…
※「東讃地区」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」