杵屋勘五郎(4世)(読み)きねやかんごろう[よんせい]

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「杵屋勘五郎(4世)」の意味・わかりやすい解説

杵屋勘五郎(4世)
きねやかんごろう[よんせい]

[生]天保10(1839)
[没]1917
長唄三味線方の家元。1世杵屋六四郎の門弟で四郎治。 1902年,6世三郎助から勘五郎を継いだが,同時に 12代六左衛門の次男喜三郎が勘五郎を襲名したため,08年,稀音家浄観と改めて隠退した。上調子名手であった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android