松の言の葉(読み)マツノコトノハ

デジタル大辞泉 「松の言の葉」の意味・読み・例文・類語

まつ‐の‐ことのは【松の言の葉】

古今集仮名序に「松の葉の散りうせずして」とあるところから》和歌のこと。
住吉の―変はらずは神代にかへれ敷島の道」〈新千載神祇

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「松の言の葉」の意味・読み・例文・類語

まつ【松】 の 言(こと)の葉(は)

(「古今和歌集」の仮名序に「松の葉の散りうせずしてまさきの葛長く伝はり」とあるのに基づいていう) 和歌の異称
※新千載(1359)神祇・九九五「住吉の松のことのはかはらすは神代にかへれ敷嶋の道〈藤原長秀〉」

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