精選版 日本国語大辞典 「松下大三郎」の意味・読み・例文・類語
まつした‐だいざぶろう【松下大三郎】
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国語学者。静岡県生まれ。国学院大学卒業。中国人留学生教育に長く従事したのち、国学院大学教授。主著は『改撰(かいせん)標準日本文法』(1930)。ほかに、日本人によるもっとも早い口語文典である『日本俗語文典』(1901)や『標準日本文法』(1924)、『標準漢文法』(1926)、『標準日本口語法』(1930)などがある。松下の文法論は普遍的な一般理論文法学を目ざし、独自の論理的な体系性をもつ。言語構造を、なんらかの断定を表す断句、その成分たる詞、詞の材料となる原辞の3段階でとらえる。種々の動助辞(助動詞)の分析、格関係や受動・使役の論、題目語の論など、注目すべき論説が示され、近年、その先駆的な価値が高く評価されている。また、渡辺文雄との共編『国歌大観』(1901)、松下編『続国歌大観』(1911)は、各句ごとの索引付きの和歌集成で、広く利用されている。
[清水康行 2018年10月19日]
『『改撰標準日本文法』(1974復刊/訂正2版・1978・勉誠社)』
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…和歌索引。(1)1901年より松下大三郎・渡辺文雄の編で正編が,25年より松下の編で続編が刊行された。おのおの歌集部と索引部から成る。…
※「松下大三郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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