松下竜一(読み)まつした りゅういち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松下竜一」の解説

松下竜一 まつした-りゅういち

1937-2004 昭和後期-平成時代の小説家,市民運動家。
昭和12年2月15日生まれ。大分県中津市で家業の豆腐屋をつぎ,昭和44年「豆腐屋の四季」を発表。豊前火力発電所の建設に反対し,48年から機関誌「草の根通信」により反公害・反核平和運動にとりくむ。57年,大杉栄の遺児伊藤ルイの半生をえがいた「ルイズ―父に貰いし名は」で講談社ノンフィクション賞。平成16年6月17日死去。67歳。中津北高卒。著作はほかに「記憶の闇」「底ぬけビンボー暮らし」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android