松井義彰(読み)まつい よしあき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松井義彰」の解説

松井義彰 まつい-よしあき

?-? 江戸時代中期-後期儒者
日向(ひゅうが)(宮崎県)飫肥(おび)の人。松井水路を開削した松井儀長(のりなが)の5世の孫。独学でまなび,近在の童に読書をおしえ,自ら木菟(みみずく)先生と号した。寛政4年(1792)高山彦九郎講義をきいて学問所開設の必要を痛感し,藩に建白した。享年は76歳。通称は蛙助(あすけ)。号は時習軒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android