松山芳野里(読み)まつやま よしのり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松山芳野里」の解説

松山芳野里 まつやま-よしのり

1891-1974 大正-昭和時代のテノール歌手。
明治24年11月23日生まれ。はじめ東京音楽学校(現東京芸大)でバイオリンをまなぶ。声楽への転向をのぞみ,大正2年学校を中退して帝国劇場と歌手契約。4年アメリカ各地のオペラハウス出演,のちヨーロッパでも好評をえる。戦後後進育成につとめた。昭和49年6月17日死去。82歳。宮崎県出身。本名義方(よしのり)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android