デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松平定教」の解説 松平定教 まつだいら-さだのり 1857-1899 明治時代の藩知事,華族。安政4年4月23日生まれ。松平猷(みち)の長男。戊辰(ぼしん)戦争で義兄の伊勢(いせ)(三重県)桑名藩主松平定敬(さだあき)が抗戦するなか,家老たちとともに新政府軍にくだり桑名城をあけわたす。2年定敬が降伏し,家の再興がゆるされ,定教が藩知事となった。アメリカ留学後,外務省につとめる。子爵,貴族院議員。明治32年5月21日死去。43歳。通称は万之助。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例