松平忠尚(読み)まつだいら ただなお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松平忠尚」の解説

松平忠尚 まつだいら-ただなお

1651-1726 江戸時代前期-中期大名
慶安4年生まれ。上野(こうずけ)(群馬県)館林(たてばやし)藩主松平乗久(のりひさ)の長男。陸奥(むつ)白河藩主松平忠弘(ただひろ)の婿養子となったが,家臣と折り合いがわるく,元禄(げんろく)元年嗣子をはずされ,新田2万石を分与されて別家をたてた。13年陸奥桑折(こおり)(福島県)に陣屋をかまえ,桑折藩主松平(奥平)家初代となる。宝永2年奏者番に任じられた。享保(きょうほう)11年1月29日死去。76歳。初名は乗高(のりたか),のち乗守(のりもり)。通称は源次郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android