松本慎一(読み)まつもと しんいち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松本慎一」の解説

松本慎一 まつもと-しんいち

1901-1947 昭和時代の社会運動家。
明治34年11月8日生まれ。三省堂につとめ,昭和7年共産党に入党。9年検挙され,のち雑誌「国際評論」や「世界年鑑」の編集にたずさわり,国際政治に関する評論活動もおこなう。戦後,全日本印刷出版労働組合書記長。尾崎秀実(ほつみ)と親交があった。橘樸(たちばな-しらき)名義で「中華民国三十年史」をあらわす。昭和22年11月26日死去。47歳。愛媛県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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