松江温泉(読み)まつえおんせん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「松江温泉」の意味・わかりやすい解説

松江温泉
まつえおんせん

島根県北東部、松江市にある温泉宍道(しんじ)湖北岸にあり、正称松江しんじ湖温泉という。1962年埋立地に旅館団地がつくられ、天倫寺(てんりんじ)温泉(松江市)から引き湯していたが、1971年ボーリング成功泉質硫酸塩泉。温泉街の西端に「お湯かけ地蔵尊」があり、8月の「お湯かけ地蔵まつり」には多くの人でにぎわう。一畑(いちばた)電車北松江線、国道431号が通じ、JR山陰本線松江駅からバスの便がある。

[江村幹雄]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「松江温泉」の意味・わかりやすい解説

松江温泉
まつえおんせん

島根県松江市,宍道湖北岸の市街地に建設された新興温泉。食塩泉,硫酸塩泉,単純泉で,泉温は 76℃。宍道湖岸を埋立て,1962年,天倫寺温泉からの引き湯により新しい温泉街を形成。 71年,ボーリングに成功。旅館,レジャーセンターが配置され,出雲路観光の宿泊地となっている。

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