松葉菊(読み)まつばぎく

精選版 日本国語大辞典 「松葉菊」の意味・読み・例文・類語

まつば‐ぎく【松葉菊】

〘名〙 ツルナ科の常緑多年草。南アフリカ原産で、日本には明治中期に渡来し、観賞用に栽培される。茎はよく分枝して横に広がる。葉は多肉質の線形で密に対生する。夏、紅紫色キクに似た花が咲く。花は日中開き、夜はとじる。サボテンぎく。きくぼたん。《季・夏》

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デジタル大辞泉 「松葉菊」の意味・読み・例文・類語

まつば‐ぎく【松葉菊】

ハマミズナ科の常緑多年草。茎は地をはい、枝分かれし、針状の多肉質の葉を対生する。夏に紅紫色の菊に似た花が咲き、花びらは細くて光沢がある。南アフリカの原産。花壇などに植える。サボテンぎく。 夏》

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動植物名よみかた辞典 普及版 「松葉菊」の解説

松葉菊 (マツバギク)

学名Lampranthus spectabilis
植物。ツルナ科の常緑多年植物,園芸植物,薬用植物

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