板垣宗憺(読み)いたがき そうたん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「板垣宗憺」の解説

板垣宗憺 いたがき-そうたん

1638-1698 江戸時代前期の国学者。
寛永15年生まれ。江戸の医者。水戸藩主徳川光圀(みつくに)につかえ,「大日本史」「扶桑拾葉集」の編集と「万葉集」の注釈(没後「釈万葉集」に結実)に従事した。和歌日野弘資(ひろすけ),中院通茂(なかのいん-みちしげ)にまなび,契沖親交をもった。元禄(げんろく)11年6月9日死去。61歳。名は矩。号は真庵,聊爾斎(りょうじさい)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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