精選版 日本国語大辞典 「枕本」の意味・読み・例文・類語
まくら‐ぼん【枕本】
〘名〙
※雑俳・塵手水(1822)「ひらきます・妾の寐間に枕本」
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…料紙を縦に(短尺に沿って)3截して二つ折りにすると枡型本になるが,これを六半(むつはん)本という。また,料紙を横に半截ないし3截して二つ折りにすると横長の本になるが,これを横本といい,横本のうちさらに天地が短いものは枕本という。【竹上 深】。…
…二つ切りを〈二つ切り本〉,三つ切りを〈三つ切り本〉,四つ切りを〈四つ切り本〉という。美濃の二つ切り本を枕本(まくらぼん)ともいい,八文字屋版の浮世草子好色物にはこの形態をとるものがある。役者評判記は多く半紙二つ切り本,名所案内記,道中案内記などには三つ切り本が見られる。…
※「枕本」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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