林松翁(読み)はやし しょうおう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「林松翁」の解説

林松翁 はやし-しょうおう

1541-1653 織豊-江戸時代前期の鉱業家。
天文(てんぶん)10年生まれ。石見(いわみ)(島根県)の人。慶長のころ幕府領の石見銀山のうち邇摩郡(にまぐん)大浦(大田市)地方で新鉱を開発。寛永19年(1642)の飢饉(ききん)に際し,所蔵の米をだして窮民をすくった。承応(じょうおう)2年10月1日死去。113歳。名は通村。通称は弥三郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android