枯燥(読み)コソウ

デジタル大辞泉 「枯燥」の意味・読み・例文・類語

こ‐そう〔‐サウ〕【枯燥】

[名](スル)枯れて水分がなくなること。また、生気が乏しくなること。
「彼自身は見るから―してあわれげであった」〈長塚

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「枯燥」の意味・読み・例文・類語

こ‐そう ‥サウ【枯燥】

〘名〙 枯れて水分がなくなること。水分が少ないこと。転じて、衰えすたれること。生気がとぼしいこと。
語孟字義(1705)上「所以学問枯燥、無復聖人従容盛大之気象
日本開化小史(1877‐82)〈田口卯吉〉四「其文章愈々枯燥するに至れり」 〔陸游‐火井碑跋〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「枯燥」の読み・字形・画数・意味

【枯燥】こそう

乾燥する。

字通「枯」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android