枸杞茶(読み)クコチャ

デジタル大辞泉 「枸杞茶」の意味・読み・例文・類語

くこ‐ちゃ【××杞茶】

クコ若葉を乾燥させて茶の代用とするもの。保健・強壮などの効果があるという。

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精選版 日本国語大辞典 「枸杞茶」の意味・読み・例文・類語

くこ‐ちゃ【枸杞茶】

〘名〙 枸杞の芽や葉を茶のように製したもの。延寿の効があるという。《季・春》 〔料理物語(雑芸叢書所収)(1643)〕

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飲み物がわかる辞典 「枸杞茶」の解説

くこちゃ【枸杞茶】


ナス科の落葉低木・枸杞の葉を乾燥、焙煎したものを煎じたもの。強壮作用があるとされる。

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世界大百科事典(旧版)内の枸杞茶の言及

【クコ(枸杞)】より

…葉を枸杞葉(くこよう),果実を枸杞子,根の皮を地骨皮(じこつぴ)という。いずれもベタインbetaineを含み,強壮薬として葉は枸杞茶に,果実は他の生薬と配合して高血圧,めまい,肝臓疾患,貧血,腰ひざの疼痛(とうつう)などの治療に用い,一方,地骨皮も他の生薬と配合して解熱強壮薬として,咳嗽(がいそう),吐血,多汗などの療法に応用される。果実はまた酒につけて枸杞酒として使われ,不老長寿,強精の効があるという。…

※「枸杞茶」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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