柏原[市](読み)かしわら

百科事典マイペディア 「柏原[市]」の意味・わかりやすい解説

柏原[市]【かしわら】

大阪府中東部の市。1958年市制。大和川が大阪平野に出る渓口に中心市街があり,古来大阪と大和を結ぶ交通要地,大和川舟運の終着地として繁栄在来染色・晒(さらし)工業のほか,ベアリングなどの機械部品・化学・パルプ工業,家内工業のボタン製造が行われる。山麓ではブドウ栽培,ブドウ酒醸造も盛ん。大阪市に近く宅地化が進む。古墳群,河内国分寺・国分尼寺跡がある。関西本線,近鉄大阪線,西名阪自動車道が通じる。25.33km2。7万4773人(2010)。
→関連項目大阪教育大学

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