柔道整復術(読み)ジュウドウセイフクジュツ

デジタル大辞泉 「柔道整復術」の意味・読み・例文・類語

じゅうどうせいふく‐じゅつ〔ジウダウセイフク‐〕【柔道整復術】

柔道整復

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精選版 日本国語大辞典 「柔道整復術」の意味・読み・例文・類語

じゅうどう‐せいふくじゅつ ジウダウ‥【柔道整復術】

〘名〙 柔道家が、打撲捻挫脱臼および骨折に対して行なう医術。業として行なう場合は、柔道整復師試験に合格し都道府県知事免許を受けることを要する。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「柔道整復術」の意味・わかりやすい解説

柔道整復術
じゅうどうせいふくじゅつ

柔術治療法として伝承されてきた,骨つぎ(接骨)などの治療法。1970年制定の柔道整復師法によって医業類似行為の一つとされている。柔道整復師は脱臼骨折の治療については,緊急の場合を除いては医師指示を受けなければならない。歴史的,経験的に発達し,伝えられた用手治療技術で,類似のものが世界各地にあり,イギリスボーン・セットはほとんど日本の整骨術に近く,19世紀アメリカ合衆国で集成された,骨格筋臓器の機能の関係に注目する治療法のオステオパシーや,カイロプラクティックなどもある。

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