柚木玉粋(読み)ゆのき ぎょくすい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「柚木玉粋」の解説

柚木玉粋 ゆのき-ぎょくすい

1834-1891 幕末-明治時代の日本画家。
天保(てんぽう)5年生まれ。書家柚木玉嶼(ぎょくしょ)の3女。鎌田呉陽や中原国華にまなぶ。写生画,とくに山水花草にすぐれた。また種子島銃の射撃にたくみだった。明治24年7月16日死去。58歳。備中(岡山県)出身。名は久米

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android