精選版 日本国語大辞典 「柱立・柱建」の意味・読み・例文・類語
はしら‐だて【柱立・柱建】
[1] 〘名〙
※続古今(1265)神祇・六九六・詞書「内宮の御はしらたてにあたりて侍りければよめる」
※雑俳・柳多留‐二二(1788)「宿引は万歳ほどのはしらだて」
[2]
[一] 歌舞伎所作事。長唄。二世中村清三郎作詞。杵屋新右衛門作曲。藤間勘右衛門振付。本名題「風流妹背の柱建」。宝暦四年(一七五四)江戸市村座初演。飛騨の工が、玉よの姫とともに、柱建の儀式の様を物語る踊り。
[二] 歌沢。芝派。新築の家で立柱の儀式のときに歌う木遣歌。
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