柴山兼四郎(読み)しばやま かねしろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「柴山兼四郎」の解説

柴山兼四郎 しばやま-かねしろう

1889-1956 大正-昭和時代の軍人
明治22年5月1日生まれ。参謀本部支那課にはいり,張学良の顧問補佐官などをへて,昭和12年陸軍省軍務課長となり,日中戦争拡大防止につくす。天津機関長,漢口特務部長を歴任し,16年中将。のち第二十六師団長,南京政府軍事顧問,陸軍次官兼兵站(へいたん)総監。敗戦後,戦犯に指名されたが,26年仮釈放。軍人恩給全国連合会会長をつとめた。昭和31年1月23日死去。66歳。茨城県出身。陸軍大学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android