栗山理一(読み)くりやま りいち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「栗山理一」の解説

栗山理一 くりやま-りいち

1909-1989 昭和時代の国文学者,評論家
明治42年1月14日生まれ。昭和13年「文芸文化」を創刊し,14年「風流論」,16年「古典的感覚」を刊行。興亜工業大教授などをへて,29年より成城大教授。俳諧(はいかい)に焦点をあわせ「俳句批判」「俳諧史」「芭蕉の俳諧美論」などをだした。平成元年8月19日死去。80歳。佐賀県出身。広島文理大卒。号は草春。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android