校本(読み)コウホン

デジタル大辞泉 「校本」の意味・読み・例文・類語

こう‐ほん〔カウ‐〕【校本】

古典などの諸種異本校合きょうごうし、その本文異同を示した本。「万葉集校本
[類語]異本写本類書流布本海賊版底本原本原典原書テキストオリジナル原作出典典拠種本抄本定本

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「校本」の意味・読み・例文・類語

こう‐ほん カウ‥【校本】

〘名〙
① 数種の伝本校合して、本文の異同を示したテキスト。伝本の本文の違いが一覧できるようにまとめられたものもある。
五山堂詩話(1807‐16)一「江湖社校本現在、他日将梓行一レ世」
② 校合(きょうごう)に用いる本。
史記抄(1477)一一「校本には子孫二字を滅したぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「校本」の読み・字形・画数・意味

【校本】こうほん

校定本。

字通「校」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android