根巻(読み)ネマキ

デジタル大辞泉 「根巻」の意味・読み・例文・類語

ね‐まき【根巻(き)】

移植する木の根をむしろや縄で包むこと。植え傷みを防ぐために行う。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「根巻」の意味・読み・例文・類語

ね‐まき【根巻】

〘名〙
植木を移植する際に、根を藁・縄などで巻くこと。
桜守(1969)〈水上勉〉「根まきされた桐、松」
② 矢の根を緒で巻くこと。
諸国風俗問状答(19C前)備後国福山領風俗問状答「紺のそめ苧にて矢根をまき、これを根まきと申」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android