格狭間・香狭間(読み)こうざま

精選版 日本国語大辞典 「格狭間・香狭間」の意味・読み・例文・類語

こう‐ざま カウ‥【格狭間・香狭間】

〘名〙 壇の羽目などに彫りこんだ刳り形の装飾。壇の足(=束(つか))の仕口を補強するために隅に付けた材が、装飾的な曲線形に発達したもの。扉や器物の装飾にも使う。眼象(げんしょう)。こうはざま。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android