桂 文楽(4代目)(読み)カツラ ブンラク

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「桂 文楽(4代目)」の解説

桂 文楽(4代目)
カツラ ブンラク


職業
落語家

本名
新井 文三

別名
前名=桂 文七,桂 文鏡

生年月日
天保9年 11月10日

経歴
江戸で古着屋を営むかたわら素人連で鶴丸亭小きんと名乗る。のち4代目桂文治に入門、文七から文鏡と改名。明治初年に4代目桂文楽を襲名する。幕末の一時期は幇間に転じて新富町の遊郭吉原で荻江文三・松迺家〆寿と名乗っていたと云われる。円転洒脱な芸風で廓噺や人情噺を得意とした。十八番は「居残り佐平治」「音羽丹七」などで、その口癖から“デコデコの文楽”とあだ名された。晩年は引退し、印判屋をしながら時折寄席に出演していた。

没年月日
明治27年 1月28日 (1894年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

367日誕生日大事典 「桂 文楽(4代目)」の解説

桂 文楽(4代目) (かつら ぶんらく)

生年月日:1838年11月10日
明治時代の落語家
1894年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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