桃花園(読み)とうかえん

世界大百科事典(旧版)内の桃花園の言及

【雲萍雑志】より

…4巻4冊。淇園は郡山藩の重臣であって,その20巻余の自筆本を,大坂の木村蒹葭堂(けんかどう)が1796年(寛政8)に入手し,これを桃花園中山某が校訂し《雲萍雑志》と題し,江戸の書肆が請いもとめて刊行したもの。しかし,作者については桃花園や出版に関係した山崎美成などが淇園に仮託した偽作である,という説もある。…

※「桃花園」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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