桑田(読み)ソウデン

デジタル大辞泉 「桑田」の意味・読み・例文・類語

そう‐でん〔サウ‐〕【桑田】

くわばたけ。

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精選版 日本国語大辞典 「桑田」の意味・読み・例文・類語

そう‐でん サウ‥【桑田】

〘名〙 桑を植えた畑。くわばたけ。
※続浦島子伝記(920)「桑田紛錯趣三族、閭邑荒蕪迷四方
※読本・雨月物語(1776)浅茅が宿「里人は所々に遁れ、弱き者どもは軍民(いくさびと)に召るるほどに、桑田(サウデン)にはかに狐兎の叢となる」 〔神仙伝‐巻七〕

くわ‐た くは‥【桑田】

〘名〙 (「くわだ」とも) 桑を植えてある畑。くわばたけ。そうでん。
夫木(1310頃)二三君が代にあふみの海をいくそたびくはたになせと定め置きけん〈小侍従〉」

くわた くはた【桑田】

(「くわだ」とも) 姓氏一つ

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普及版 字通 「桑田」の読み・字形・画数・意味

【桑田】そう(さう)でん

桑畑。唐・盧照鄰〔長安古意〕詩 物風光、相ひ待たず 桑田碧桑海滄桑の変)、須臾(しゆゆ)にして改まる

字通「桑」の項目を見る

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旺文社世界史事典 三訂版 「桑田」の解説

桑田
そうでん

北魏均田制におけるクワ(桑)・ナツメなどの栽培地
15歳以上の男子にのみ20畝が支給され,原則として返還されなかった。唐代の永業田前身

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