桓舜(読み)かんしゅん

精選版 日本国語大辞典 「桓舜」の意味・読み・例文・類語

かんしゅん クヮンシュン【桓舜】

平安中期の天台宗の僧。備後の人。号月蔵。延暦寺慶円に師事。大僧都。法性寺座主。天王寺別当。叡山の四傑の一人。天元元~天喜五年(九七八‐一〇五七

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桓舜」の解説

桓舜 かんしゅん

978-1057 平安時代中期の僧。
天元元年生まれ。天台宗延暦(えんりゃく)寺の慶円にまなび,貞円,日助,遍救とともに比叡(ひえい)山の四傑とよばれた。藤原道長にまねかれて,法華三十講講師をつとめ,天喜(てんぎ)2年権(ごんの)大僧都にすすむ。のち法性寺座主となった。天喜5年9月10日死去。80歳。号は月蔵房。

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