桔梗ヶ原の戦(読み)ききょうがはらのたたかい

世界大百科事典(旧版)内の桔梗ヶ原の戦の言及

【信濃国】より

…44年(興国5∥康永3)ころ,宗良親王が南朝方武士香坂(こうさか)氏の根拠地である伊那郡大河原(下伊那郡大鹿村)の地にはいり,同地は東国・北陸道方面の南朝方の中心地となって,南北朝内乱は最盛期をむかえた。しかし55年(正平10∥文和4)桔梗ヶ原(塩尻市)の戦で信濃国の南朝方は再起不能となり,北朝方の支配が決定的となった。84年(元中1∥至徳1)前後から信濃国守護に室町幕府管領の斯波義将,義種がなった。…

※「桔梗ヶ原の戦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android