梅花の油（読み）バイカノアブラ

デジタル大辞泉「梅花の油」の意味・読み・例文・類語

梅の花の香りに似せた水油。梅花香。
「解櫛ときぐしに、色香もみこむ―」〈浄・油地獄〉

出典　小学館デジタル大辞泉について　情報 | 凡例

梅の花に似た香りのする水油。ごま油の中へ龍脳・麝香(じゃこう)・丁子などを合わせたものを加えて作った頭髪用の香油。ばいか香。ばいか。

※浮世草子・椀久一世（1685）下「鬼に按摩とられては梅花の油弁慶が其若衆の権之助」

出典　精選版日本国語大辞典精選版日本国語大辞典について　情報

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...