棒に振る(読み)ボウニフル

デジタル大辞泉 「棒に振る」の意味・読み・例文・類語

ぼう・る

それまで積み重ねてきたものを無にしてしまう。「地位を―・る」
[類語]台無し駄目ふいおじゃん無駄空中分解挫折くたびれもうけおしまいわやパンクぼつ形無し骨抜き元も子もない烏有うゆうに帰す徒労不毛無駄足無駄骨無駄骨折り骨折り損不経済二度手間無くもがなあらずもがな無にする無になる無に帰する水泡に帰する水の泡

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「棒に振る」の意味・読み・例文・類語

ぼう【棒】 に 振(ふ)

それまでの努力苦心結果をすっかり無にしてしまう。無駄にする。駄目にする。ふいにする。
仮名草子浮世物語(1665頃)一「金銀無ければ、〈略〉終に家を棒にふりて」

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