棒渦巻銀河(読み)ボウウズマキギンガ

デジタル大辞泉 「棒渦巻銀河」の意味・読み・例文・類語

ぼううずまき‐ぎんが〔ボウうづまき‐〕【棒渦巻(き)銀河】

形による銀河分類の一。恒星が密集した中心核を貫く棒状部分両端から、渦巻きの腕が伸びるもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵 「棒渦巻銀河」の解説

棒渦巻銀河

渦巻銀河」のページをご覧ください。

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

百科事典マイペディア 「棒渦巻銀河」の意味・わかりやすい解説

棒渦巻銀河【ぼううずまきぎんが】

銀河の形態による分類の一つ。銀河の中央にある楕円体状の部分が細長く棒状に近い構造になっており,その両端から渦巻状の腕が伸びているもの。棒状の度合いには様々なものがある。→銀河

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の棒渦巻銀河の言及

【銀河】より


[分類]
 銀河の分類は,1926年にハッブルによって提唱された形態分類が基本となっているが,銀河の明るさの中央集中度に基づいたヤーキス分類などもある。ハッブルの分類ではその見かけの形によって,楕円銀河(E),渦巻銀河(S),棒渦巻銀河(SB),不規則銀河(Ir)に大別される。楕円銀河は滑らかな輝度分布をもち,際だった内部構造を示さない。…

※「棒渦巻銀河」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android