精選版 日本国語大辞典 「森茉莉」の意味・読み・例文・類語
もり‐まり【森茉莉】
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小説家、随筆家。森鴎外(おうがい)の長女。東京生まれ。旧制仏英和高等女学校卒業。1933年(昭和8)ごろより与謝野寛(よさのひろし)夫妻主宰の『冬柏(とうはく)』などに随筆、演劇時評を書く。鴎外の思い出をつづった処女随筆集『父の帽子』(1957)で日本エッセイスト・クラブ賞を受ける。『靴の音』(1958)、『贅沢(ぜいたく)貧乏』(1963)などを続刊。また小説『恋人たちの森』(1961)、『甘い蜜(みつ)の部屋』(1965~75)など、彫心鏤骨(るこつ)の文章による華麗な幻想的世界を繰り広げた。
[田中美代子]
『『森茉莉・ロマンとエッセー』全6巻(1982・新潮文庫)』
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