植村季野(読み)うえむら すえの

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「植村季野」の解説

植村季野 うえむら-すえの

1858-1930 明治-大正時代,植村正久の妻。
安政5年8月5日生まれ。幼少より活発で男装して儒者の家塾にまなぶ。明治10年若松賤子(しずこ)とともに受洗,15年牧師の正久と結婚。和漢古典に精通し,明治女学校の漢文教師もつとめた。昭和5年6月7日死去。73歳。紀伊(きい)日高郡(和歌山県)出身。フェリス女学校卒。旧姓山内。号は秋華

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android