椿寿(読み)ちんじゅ

精選版 日本国語大辞典 「椿寿」の意味・読み・例文・類語

ちん‐じゅ【椿寿】

〘名〙 (「荘子‐逍遙遊」の「上古有大椿者、以八千歳春、八千歳為秋」による語。椿にとっては春と秋が各八千年であるというところから) 人の長生きすること。長寿。〔杜甫‐寄劉峡州伯華使君詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「椿寿」の意味・読み・例文・類語

ちん‐じゅ【×椿寿】

《「荘子」逍遥遊の「上古大椿という者あり、八千歳を以て春と為し、八千歳を秋と為す」から》長生きすること。長寿。特に、人の長寿を祝っていう語。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「椿寿」の読み・字形・画数・意味

【椿寿】ちんじゆ

長寿にたとえる。唐・杜甫〔劉峡州伯華使君に寄す、四十韻〕詩 但だ椿壽の永からんことを求めよ 杞天のるるを慮(おもんぱか)ること(なか)れ

字通「椿」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android